道楽模型堂弐号店

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webサイト道楽模型堂のブログ版&日記などです。 普段思ったことや模型の製作状況などを載せようかと 思います。

 

モデラの固定具

さて、前回モデラのモデリングワックス固定具をお見せしましたが

メンテでモデラが手元に無かったため、本当に使用に耐えうるのかヤキモキしながら

モデラの帰りを待ってました。

ようやく、お里からモデラが帰ってきたので早速追加工作。


DSC_0138.jpg

モデラに固定具を固定するための固定具を取り付けます。

このプレート(マス目の部分。ほんとはスキャン用のプレート面)はアルミ板でできているので

タップを使い3ミリ径のねじ穴を切ります。

左側は通常のねじで固定。右側は取り外しができるようにつまみ付きの物にしました。

取り外す理由は、ワックス以外の物で固定具の範囲より大きいものを固定するとき

ジャマになるのと別サイズの固定具に対応するためです。




再生ワックスです。溶かしたワックスをシリコン型に流し込みブロックに戻すのですが

上面が引けて淵と真ん中の高さが違うのがわかります。

これを面出しして平らにするわけです。

DSC_0140.jpg

ワックスを固定して、前方からスライドさせモデラにセットします。

前後に動かないように固定できるようにピンが差せます。

DSC_0141.jpg

これが定位置。

DSC_0135.jpg

で、切削したもの。前はこの状態になって初めて両面テープでモデラに固定できるように成ったのですが

今はこのまま切削を開始でOKになり工程がいくつか減らせるようになりました。

多少大がかりなものに成りましたが、切削物がしっかり固定できないと

途中で両面テープが外れればエンドミルを折ってしまったり、折角途中まで削りだしたものを

傷つけたりと散々な目に合うのですが、今後はそんなアクシデントを無くすことができそうです。
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固定具

7~8年モデラを使っておりますが、流石にメンテフリーとか無理なようなので

思い切って販売元のローランドに送りました。

駆動用のギアなどの部品交換をして今週戻ってくるようでかなり楽しみだったりします。

それまでに、作らねばならぬ物がありまして・・・・。

モデラというのは切削機のことでして、PCに接続して3Dデータを出力して

切削して形を出すわけでして、今から10数年前に発売された機械です。

今まで手で職人技のように作り出されていた模型作品を

スイッチひとつで立体物が出来上がると言った夢の機械に思われがちですが

そんなものはドラえもんの道具にしかない訳でして、スイッチを入れるまでに人がやらなきゃ

いけないことが沢山あるんですよ。

そのひとつに切削する大本の物をモデラに固定しなきゃ成りません。

推奨は両面テープなんですよ。取り外しができてある程度固定ができるものということでね。

しかし、エンドミルという切削用の刃物を回転させて位置を動かし削りだすんですが

両面テープだと切削中に外れる場合があり、しかもロウであるモデリングワックスは

両面テープで固定しにくい物なのです。で、その両面テープで固定しやすいように

ワックスをヤスリ掛けして面だしをして、モデラに固定。

さらにモデラで面だしをして完全に平らにしてからその面に両面テープを

貼って固定してました。

でも、この作業が超面倒なのです。両面テープはすぐになくなるし何とかならないもんかと

いろいろ考えてました。

DSC_0287.jpg

ハンズでプラスチックの2cm幅の板を買ってきて、フライスで切削して

組み合わせ枠を作りました。

ワックスをこれにはめ込むわけですが、上に動いても困るので

側面からねじで固定。

DSC_0286.jpg

中に四角いナットが入るようにフライスで切削。側面に接着します。

DSC_0284.jpg

これが完成したもの。モデラ本体にはスライドして差し込むようにしてあります。

DSC_0280.jpg

いつも使っているワックスのサイズは2種類なので二つ作りました。

再生ワックスはこのまま面だしして、切削できるので手間がかなり減るばかりか

両面テープが外れて切削し直しとかもなくなると思うので便利になると思います。
 
 

こっちでは多分初めてのソニックスクラバー



さて、毎日更新の予定だったのに親父が気管支炎でダウンで一人で仕事することになって

予定が流れてます。(もう復活して大丈夫)


まあ、そんな事は置いといて仕切り直しで画像のソニックスクラバーです。

fgの方に随分前に載せたものですが、多分ここだとやっていないと思うので。

電動歯ブラシのでかいやつで掃除用の物です。ヘッド部のブラシを引っこ抜いて

耐水ペーパーなどを貼り付けて使うヤスリです。

元はあるモデラーさんが電動歯ブラシを改造して使用していたものですが

後にクレオスから模型用の物が商品化されています。

クレオスの物が単三電池2本に対しこの掃除道具には4本装備されてまして

それだけパワフルというわけです。

俺が使っているのはACアダプターを介してアンビリカブルケーブルが電流を伝え

パワーが安定化されております。

もう、プラモでもレジンでも粘土でもギュンギュン削れます。

DSC_0379_3415.jpg

ヘッド部のブラシをペンチで引き抜き表面をヤスリでならして

スポンジヤスリを両面テープで貼ったものです。

これは一方向回転ではなく反復回転なのであてた面から動いたりはじいたりもせず

スムーズに切削出来ます。人の手では出来ない高速運動なので

240番で切削してもかなり綺麗になります。スポンジヤスリは曲面に

効果を発揮しますよ。

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コバックスのヤスリ。これが一番使っている組み合わせです。

マジックテープに成っているのでテープの凸をヘッドに貼り付けて

切削能力が悪くなったらはがして交換。


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これがコバックスのやすり。箱で買ったので一生物の量があります。

プラ板やプラ棒などに貼って使っても便利です。

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ヘット部を改造したもの。先端の太さが変えられるので細かいところや奥まったところに

使います。

何で今更これを紹介したかと言えばこれを作ったから・・・・

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このヘッドが引き出しの中で収まり悪くじゃまなので立てられるようにしました。

このパイプはイレクターの接合用パイプで樹脂製。それを接着剤で接着してます。

径は丁度だと分かっていたのですがパイプの長さが長くて

画像の物で半分にカットして作りました、底はプラ板を接着しています。
 
 

環境の改善

ちょこっと時間が出来たので作業環境の改善。





レジンの切削やサフ拭きや複製時のガス排出に不可欠と成ったシロッコファンなのですが

元々横に置いて使うものじゃないから据わりが悪くヤザキの「イレクター」という鉄のパイプに

プラスチックを被せたもので枠を作り据え置きタイプにしました。このイレクター随分前から

棚を作るために使用してまして作業机を囲むように配置し、照明の固定用としても使っています。


イレクターを使ったニッパー入れも作ってみました。

DSC_0361_3397.jpg

表面のプラスチックのおかげで接着が可能なので色々と重宝してます。

切断はパイプカッターでOK

DSC_0353_3389.jpg

スジボリ堂のタガネホルダーを購入。

手前のはオルファの柄を改造したオリジナルホルダー。

ホルダーのせいで重量増しているので落下したら完全にタガネ粉砕コースでしょう・・・・

気をつけよう。








 
 

切削能力

DSC_0232_2714.jpg

さて、これは何かと言えばプラ板です。

MODELAでプラ板を切削した物な訳ですが、

これが結構簡単に削れてしまうわけで、掘った溝にカッターを

這わせればパーツは切り出せます。

プラ板の箱組は昔からのスクラッチや改造の基礎になる技術なのですが

切削機を使えばこんなことも簡単に出来てしまいます。

通常の立体切削と違い、厚みもないので切削の時間だけなら

5分もかからず終了してしまいます。

カッティングプロッターと呼ばれるシールなどをカット出来る

機械でプラ板もカットまたはラインが入れられるので

当然切削機のMODELAなら1ミリだろうが2ミリだろうが

切削できちゃうんですよね。

ミネルバやドールにも使用されていたりします。


箱組は原型には余り向きません。それ自体で1パーツとして完結していれば

そのまま複製すれば良いんですが、色々な都合でパーツ分割が必要になると

中身がカラだと都合が悪いのです。

で、プラ板切削を箱組以外に原型としてどう使えるか考えてみたのですが

プラ板の積層で無垢の原型を作るのには良いのではと

思っています。3Dプリンタの原理はすべて積層なのですが

実はMODELAの切削のパターンも概念は積層なのです。

スチロール樹脂を原型とすることで経年劣化やレジンに発生しやすい気泡など

無視することも出来てワックスからシリコン型を作る手間も無くなります。

が問題もありまして、作ったデータを積層に綺麗に切り分けられるのかとか

あるんですよね。まあ、いきなりではなく小さなパーツで試して見ようかと

思っております。
 
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プロフィール

茂吉

Author:茂吉
「母さん、生まれ変わった僕の体を見て」

病弱ではないけれど、模型製作のため義体化し電脳によるモデリングに頼り切っため明日を見失っているアマチュア原型師です。

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