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道楽模型堂弐号店

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webサイト道楽模型堂のブログ版&日記などです。 普段思ったことや模型の製作状況などを載せようかと 思います。

 

真空への挑戦

次回作の零式を作るために習得しなければならない技術があります。
ここ1~2ヶ月ばかり仲間たちとアーでもないコーでもないを繰り返し
目処が立つ前にと言うか本人は立っているんだろうな・・・
もっとも若き友人のHAYAさんが「ポンプ買いましたよ」って突然言いました。


年下の人にお金を出させて試させるというのは本当に気が引けて
ごめんねHAYAさんと言ったところなんですが
おじさんは「石橋を叩いて人に渡らせる」という
こすっからいスキルを身につけてしまったので勇気がでないのですw

そうです、新しい技術とは真空注型に挑戦することになりました。
真空注型とは複製の技術の一つでして真空ポンプで容器の中を真空状態にして
その中でレジンを入れたシリコーン型を硬化させる物です。

気圧の変化で気泡抜きや型の内部にレジンを行き渡させるが主な効果なのですが
零式に使うのは肩のパトライトや頭部のゴーグルや内部のカメラと
腰回りのウインカーなどを透明パーツにするためです。

透明レジンを流しただけじゃ気泡が内包してしまいきれいな成形が出来ないのです。
真空成形をすると気泡が無くなるのですよ。
これはやるしかないのですよ。

まず必要な物は

真空ポンプ

容器として使う寸胴鍋

そのふたとしてアクリル板

ポンプと鍋をつなぐホースとその接続器具

真空度を測るための真空計

とそんな物。

で、この一週間HAYAさんと色々と話をしまくり
とりあえずポンプを選ぶことにしました。

やっと昨日の夜に選定が終わり今日「これなんかどうだろう」と
見てもらったんですが、展示品で2万円の台湾製のポンプなのですが
スペックは十分で普通は動かすのにオイルが必要なのですがこの機種は
オイルフリーのと言うことでこいつは良いやと成りました。

がっ・・・・200Vで動く機械らしいのです。
つまり工場用のやつですね。
電気のことは疎いので早速ネットで検索。
なにやら変圧器を買えば良いらしい成りました。

でも本当にこのポンプで大丈夫なのかと迷っていたところに
昨日知り合った真空師匠がステカムにきてくれたのでさっそく相談。
(真空師匠は架空の名前です)
スペックなどを見てもらいこれでOKとなったので
さっそく購入しました。
ついでに先ほど変圧器も注文。

来週から鍋の加工に入りたいと思っています。
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プロフィール

茂吉

Author:茂吉
「母さん、生まれ変わった僕の体を見て」

病弱ではないけれど、模型製作のため義体化し電脳によるモデリングに頼り切っため明日を見失っているアマチュア原型師です。

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